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缸
ふりがな文庫
“缸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かめ
66.7%
こう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かめ
(逆引き)
平井勝家に会うて
手水
(
ちょうず
)
を請うに、
缸
(
かめ
)
に水満ちて小姓二人
舁
(
かつ
)
ぎ出し、平井洗手済んで残れる水を小姓庭へ棄てたので平井還って城内水多しと告げ、一同疑惑するところへ勝家撃ち出で
勝軍
(
かちいくさ
)
したと記す。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
二勺より路は
黒鉄
(
くろがね
)
を鍛へたる如く、天の一方より急斜して、
爛沙
(
らんさ
)
、
焦石
(
せうせき
)
、
截々
(
せつ/\
)
、風の
噪
(
さわ
)
ぐ音して人と伴ひ落下す、
偶
(
たまた
)
ま雲を破りて額上
微
(
かす
)
かに見るところの宝永山の
赭土
(
あかつち
)
より、冷乳の
缸
(
かめ
)
を傾けたる如く
霧の不二、月の不二
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
缸(かめ)の例文をもっと
(2作品)
見る
こう
(逆引き)
高煦
多力
(
たりき
)
なりければ、
缸
(
こう
)
の重き三百
斤
(
きん
)
なりしも、
項
(
うなじ
)
に
缸
(
こう
)
を負いて
起
(
た
)
つ。帝炭を缸上に積むこと山の如くならしめて之を
燃
(
もや
)
す。高煦生きながらに焦熱地獄に
堕
(
だ
)
し、高煦の諸子皆死を賜う。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
缸(こう)の例文をもっと
(1作品)
見る
缸
漢検1級
部首:⽸
9画
“缸”のふりがなが多い著者
小島烏水
南方熊楠
幸田露伴