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繰越
ふりがな文庫
“繰越”の読み方と例文
読み方
割合
くりこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くりこ
(逆引き)
もっとも
吝
(
けち
)
で
蓄
(
た
)
めている
奴
(
やつ
)
があるかも知れないが、これは例外である。例外であるが蓄めていればそれだけの労力というものを
後
(
あと
)
へ
繰越
(
くりこ
)
すのだから、やはり同じ
理窟
(
りくつ
)
になります。
道楽と職業
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
一挙手一投足の末に至る
迄
(
まで
)
此
(
この
)
「
我
(
われ
)
」が認識しつゝ絶えず過去へ
繰越
(
くりこ
)
してゐるといふ動かしがたい
真境
(
しんきやう
)
である。だから
其処
(
そこ
)
に眼を付けて自分の
後
(
うしろ
)
を振り返ると、過去は夢
所
(
どころ
)
ではない。
点頭録
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
繰越(くりこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
繰
常用漢字
中学
部首:⽷
19画
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
“繰”で始まる語句
繰
繰返
繰言
繰出
繰込
繰開
繰拡
繰廻
繰展
繰引