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繍眼児
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めじろ
ふりがな文庫
“
繍眼児
(
めじろ
)” の例文
旧字:
繍眼兒
柳浪先生の
繍眼児
(
めじろ
)
を飼ひて楽しみとせられしはあたかも余の始めて先生を見たりしその頃より始まりしなり。
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
「どうも済まねえ。なにしろ、この通り
繍眼児
(
めじろ
)
のおしくらだからね」と、定吉は鼻で笑いながら云った。
半七捕物帳:38 人形使い
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
貴婦人はその
無名指
(
むめいし
)
より
繍眼児
(
めじろ
)
の
押競
(
おしくら
)
を
片截
(
かたきり
)
にせる
黄金
(
きん
)
の指環を抜取りて、
懐紙
(
ふところかみ
)
に包みたるを
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
光政は二三日
前
(
ぜん
)
鷹狩に出掛けた折、
途
(
みち
)
で食つた
蜜柑
(
みかん
)
の事を思ひ出した。光政は
繍眼児
(
めじろ
)
のやうに口を
窄
(
つぼ
)
めて、立続けに三つばかし食つたやうに思つた。蜜柑は三つとも
甘味
(
うま
)
かつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
かつて語りけるは小鳥もいろいろ集めて見る時は日本在来のものは
羽毛
(
うもう
)
の色皆渋しと。まことや鶯、
繍眼児
(
めじろ
)
、
鶸
(
ひわ
)
、
萵雀
(
あおじ
)
の羽の緑なる、鳩、
竹林鳥
(
るり
)
の紫なる皆何物にも譬へがたなき色なり。
一夕
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
“繍眼児(メジロ)”の解説
メジロ(目白・繍眼児、Zosterops japonicus)は、鳥綱スズメ目メジロ科メジロ属に分類される鳥類。
(出典:Wikipedia)
繍
漢検準1級
部首:⽷
17画
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
“繍眼児”で始まる語句
繍眼児押