トップ
>
綿雲
ふりがな文庫
“綿雲”の読み方と例文
読み方
割合
わたぐも
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたぐも
(逆引き)
天は
浅黄色
(
あさぎいろ
)
に晴れて
綿雲
(
わたぐも
)
が夢のように浮かぶ。
忍苦
(
にんく
)
の冬にたえてきた木々がいっせいに
緑
(
みどり
)
の
芽
(
め
)
をふきだす。土をわって草がかれんな花をつけた。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
山にはまた、うす黒い
綿雲
(
わたぐも
)
が降りていた。お通は無自覚に手紙を持って、
庫裡
(
くり
)
の横にある
機舎
(
はたや
)
へかくれた。
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夏の沖に立つ
綿雲
(
わたぐも
)
の峰のように疑念が、あとからあとからと胸にひろがってはてはどうしても事実としか思えなくなったお艶、栄三郎と弥生を据え置いて
面罵
(
めんば
)
し
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
綿雲(わたぐも)の例文をもっと
(3作品)
見る
“綿雲(
積雲
)”の解説
積雲(せきうん)は、晴れた日によく発生する、綿のような形をした雲。綿雲(わたぐも)とも呼ばれ、形状は綿菓子にも喩えられる。上部はモコモコしていて形がよく変わるが、雲底は平たい。上に向かって成長し、下や横にはほとんど成長しない。また、雲内部の雲粒の密度が高く、日光が当たった時の明暗がくっきりと表れるのも特徴である。
(出典:Wikipedia)
綿
常用漢字
小5
部首:⽷
14画
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
“綿”で始まる語句
綿
綿入
綿々
綿密
綿貫
綿衣
綿服
綿津見
綿屑
綿帽子
検索の候補
白木綿雲
“綿雲”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
林不忘
吉川英治