続紀しょくき)” の例文
厚見王あつみのおおきみの歌一首。厚見王は続紀しょくきに、天平勝宝てんぴょうしょうほう元年に従五位下を授けられ、天平宝字てんぴょうほうじ元年に従五位上を授けられたことが記されている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
伎楽演奏の記事は『続紀しょくき』にもところどころに現われている。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
天平十二年罪をゆるされて都に帰った人には穂積朝臣老ほづみのあそみおゆ以下数人いるが、宅守はその中にはいず、続紀しょくきにも、「不赦限
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
続紀しょくきには、天平二十一年二月、陸奥みちのく始めて黄金をみついだことがあり、これは東大寺大仏造営のために役立ち、詔にも、開闢かいびゃく以来我国には黄金は無く、皆外国からのみつぎとして得たもののみであったのに
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)