“経由”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいゆ66.7%
わけ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上海から或る島を経由(けいゆ)してひそかに九州の港についた。いよいよ日本へ帰りついたのである。バリ港を親子が離れてから八十二日目のことであった。
霊魂第十号の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
悲哀(ひあい)を通して我々は浄(きよ)められるのです。苦痛を経由(けいゆ)して我々は智識に達するのです。敬愛する夫人よ、先生はあなたの良人御家族の父君で御出(いで)でしたが、また凡そ先生を信愛する者の総ての父でした。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
それが無かったのでその代りとして勧められた塩鯖(しおさば)を買ったについても一ト方ならぬ鬼胎(おそれ)を抱いた源三は、びくびくもので家の敷居(しきい)を跨(また)いでこの経由(わけ)を話すと、叔母の顔は見る見る恐ろしくなって
雁坂越 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)