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組子
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くみこ
ふりがな文庫
“
組子
(
くみこ
)” の例文
「ではしばらくここにて四ほうを
観望
(
かんぼう
)
なさるがなにより。おお
佐分利五郎次
(
さぶりごろうじ
)
の
組子
(
くみこ
)
はやぶれた、ああ
足助主水正
(
あすけもんどのしょう
)
もたちまち
袋
(
ふくろ
)
のねずみ……」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
二十八人の大勢の
組子
(
くみこ
)
を狩り出した同心伊藤治太夫は、面目を失して引退り、その日は銭形平次たった一人に任せて、二度目の恥を掻く機会を避けたのは誠に賢いことでした。
銭形平次捕物控:243 猿回し
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
三の
組子
(
くみこ
)
に言いつけて、ひとまず、お粂の体は、そこから役宅の方へ運んでおくように言い残し、
枚
(
ばい
)
をふくんで、鼻寺へ近づいたものです。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「こいつは近頃の大捕物になりますが、
組子
(
くみこ
)
の用意をお願いいたします」
銭形平次捕物控:076 竹光の殺人
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
啓之助は、下らぬ者を取り次いだ、
組子
(
くみこ
)
の愚鈍を腹立たしく思ったが、何となく、脇の下へもたれこんでくるような三次の口ぶりを、強くはね返してもまずいかと考えたらしく
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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すぐに、中西弥惣兵衛は
組子
(
くみこ
)
をつれてバラバラと駆けてくる。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
組子
(
くみこ
)
にたずねた。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
組
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“組”で始まる語句
組
組頭
組織
組合
組紐
組下
組違
組付
組打
組立