“観望”の読み方と例文
旧字:觀望
読み方割合
かんぼう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ではしばらくここにて四ほうを観望かんぼうなさるがなにより。おお佐分利五郎次さぶりごろうじ組子くみこはやぶれた、ああ足助主水正あすけもんどのしょうもたちまちふくろのねずみ……」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ほぞをきめたが、色にはかくして、大手の形勢けいせい観望かんぼうしている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
苦笑くしょうをうかべて、桑名城くわなじょう観望かんぼうしている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)