おしまひ)” の例文
今の家内が三番目の女の児を産んだ時、えゝお末とけてやれ、お末とでも命けたらおしまひに成るか、斯う思つたら——どうでせう、君、直にまた四番目サ。仕方が無いから、今度は留吉とした。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)