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紫紐
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むらさきひも
ふりがな文庫
“
紫紐
(
むらさきひも
)” の例文
唯
(
と
)
見て、
嬉
(
うれ
)
しそうに膝に据えて、
熟
(
じっ
)
と
視
(
み
)
ながら、
黄金
(
こがね
)
の
冠
(
かんむり
)
は
紫紐
(
むらさきひも
)
、玉の
簪
(
かんざし
)
の
朱
(
しゅ
)
の紐を
結
(
ゆ
)
い参らす時の、あの、若い母のその時の、面影が忘れられない。
雛がたり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
紫紐
(
むらさきひも
)
の
丹三
(
たんぞう
)
、赤星
重兵衛
(
じゅうべえ
)
などと、第二の
緑林
(
りょくりん
)
の徒を
糾合
(
きゅうごう
)
して、東海に白浪の悪名をほしいままにしたのは、それから彼が二十九歳に刑刀をうけるまでの
短
(
たん
)
生涯の話で
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
紫紐
(
むらさきひも
)
丹左衛門」
銅銭会事変
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
紫紐
(
むらさきひも
)
・
大願
(
だいがん
)
の
元服
(
げんぷく
)
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
紫
常用漢字
中学
部首:⽷
12画
紐
漢検準1級
部首:⽷
10画
“紫紐”で始まる語句
紫紐金鳳