“紫紐”の読み方と例文
読み方割合
むらさきひも100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唯(と)見て、嬉(うれ)しそうに膝に据えて、熟(じっ)と視(み)ながら、黄金(こがね)の冠(かんむり)は紫紐(むらさきひも)、玉の簪(かんざし)の朱(しゅ)の紐を結(ゆ)い参らす時の、あの、若い母のその時の、面影が忘れられない。
雛がたり (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
紫紐(むらさきひも)の丹三(たんぞう)、赤星重兵衛(じゅうべえ)などと、第二の緑林(りょくりん)の徒を糾合(きゅうごう)して、東海に白浪の悪名をほしいままにしたのは、それから彼が二十九歳に刑刀をうけるまでの短(たん)生涯の話で
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「紫紐(むらさきひも)丹左衛門」
銅銭会事変 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)