素裸体すつぱだか)” の例文
うら田圃たんぼへ出て見るとおくはうの物置きの中に素裸体すつぱだかとしころ三十二三になるをとこ棒縛ぼうしばりになつてるのを見て、和尚をしやうおどろき、なか飛込とびこんでて、僧
詩好の王様と棒縛の旅人 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
素裸体すつぱだかにした上、後手に縛つてしめ殺したり、あるいは頭を割つたり、やす子の胸まではだけて殺していたりして何となくこの犯罪は、いわば変態的なエロティックな臭味を
殺人鬼 (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)
アノなに素裸体すつぱだかで物置きの中に棒縛ぼうしばりになつてるものがあるが、あれはなんだね。亭「あれはなんで、旅人たびびとでございます。僧「なにを悪い事をしたのだえ。 ...
詩好の王様と棒縛の旅人 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)