紅革べにがわ)” の例文
母さまはそのひたいあまあついといって心配しんぱいなさいました。須利耶さまはうつしかけの経文きょうもんに、を合せて立ちあがられ、それから童子さまを立たせて、紅革べにがわおびむすんでやりおもてへ連れてお出になりました。
雁の童子 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)