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紅入
ふりがな文庫
“紅入”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
べにいり
66.7%
べにい
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
べにいり
(逆引き)
信如は田町の姉のもとへ、長吉は我家の
方
(
かた
)
へと行別れるに思ひの
止
(
とど
)
まる
紅入
(
べにいり
)
の友仙は
可憐
(
いぢら
)
しき姿を空しく格子門の外にと
止
(
とど
)
めぬ。
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「はい、何を差上げます。」と言う声が沈んで、泣いていたらしい片一方の目を、俯向けに、
紅入
(
べにいり
)
友染
(
ゆうぜん
)
の裏が
浅葱
(
あさぎ
)
の袖口で、ひったり
圧
(
おさ
)
えた。
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
紅入(べにいり)の例文をもっと
(6作品)
見る
べにい
(逆引き)
お庄は日焼けのした丸い顔や、田舎田舎した
紅入
(
べにい
)
り
友染
(
ゆうぜん
)
の帯を
胸高
(
むなだか
)
に締めた自分の姿を見て、ぼッとしていた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
信如は今ぞ淋しう見かへれば
紅入
(
べにい
)
り友仙の雨にぬれて
紅葉
(
もみぢ
)
の
形
(
かた
)
のうるはしきが我が足ちかく
散
(
ちり
)
ぼひたる、そぞろに
床
(
ゆか
)
しき思ひは有れども、手に取あぐる事をもせず
空
(
むな
)
しう眺めて憂き思ひあり。
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
紅入(べにい)の例文をもっと
(3作品)
見る
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“紅入”で始まる語句
紅入友染
紅入友禅
検索の候補
紅入友染
紅殻入
紅入友禅
“紅入”のふりがなが多い著者
樋口一葉
徳田秋声
泉鏡花
与謝野晶子