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篆額
ふりがな文庫
“篆額”の読み方と例文
読み方
割合
てんがく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんがく
(逆引き)
そばには二個の大きな碑が建てられて、一方は
太政
(
だじょう
)
大臣
三条実美
(
さんじょうさねとみ
)
篆額
(
てんがく
)
、
斎藤竹堂
(
さいとうちくどう
)
撰文、一方は
陸奥守
(
むつのかみ
)
藤原慶邦
(
ふじわらよしくに
)
篆額、
大槻磐渓
(
おおつきばんけい
)
撰文とある。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
堂は四坪程の広さで、玄白堂と云う
篆額
(
てんがく
)
が掛っているが、堂とは名のみのこと、
内部
(
なか
)
には板敷もなく、入口にもお定まりの狐格子さえない。
後光殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
日露戦役後、度々部下の戦死者のため墓碑の
篆額
(
てんがく
)
を書かせられたので篆書は堂に入った。本人も得意であって「篆書だけは
稽古
(
けいこ
)
したから大分上手になった、」
鴎外博士の追憶
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
篆額(てんがく)の例文をもっと
(6作品)
見る
篆
漢検1級
部首:⽵
15画
額
常用漢字
小5
部首:⾴
18画
“篆”で始まる語句
篆刻
篆字
篆書
篆刻家
篆文
篆印
篆籀
篆畦
篆書体
篆隷
“篆額”のふりがなが多い著者
小栗虫太郎
内田魯庵
久生十蘭
森鴎外
岡本かの子
岡本綺堂