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筆舌
ふりがな文庫
“筆舌”の読み方と例文
読み方
割合
ひつぜつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひつぜつ
(逆引き)
さあこの報せが光明峰寺にとどきますと、鶴姫様の御心配は
筆舌
(
ひつぜつ
)
の及ぶところではございません。早々にお見舞いの御消息がわたくしに
托
(
たく
)
せられます。
雪の宿り
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
攀慕
(
はんぼ
)
の
愁腸
(
しゅうちょう
)
、尽し難しとは、このことでしょうか。
慚愧
(
ざんき
)
の
念
(
ねん
)
、哀傷の感、どういってみても、いまの私の思いはこれを
筆舌
(
ひつぜつ
)
にすることもできませぬ……。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と同時に驚くまいことか! 俺も古本屋を前に見たまま、
一足
(
ひとあし
)
ずつ後へ下り出した。この時の俺の心もちは恐怖と言うか、
驚愕
(
きょうがく
)
と言うか、とうてい
筆舌
(
ひつぜつ
)
に尽すことは出来ない。
馬の脚
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
筆舌(ひつぜつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
“筆舌”の意味
《名詞》
筆舌(ひつぜつ)
文章と言葉。
(出典:Wiktionary)
筆
常用漢字
小3
部首:⽵
12画
舌
常用漢字
小6
部首:⾆
6画
“筆”で始まる語句
筆
筆蹟
筆跡
筆硯
筆太
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“筆舌”のふりがなが多い著者
神西清
吉川英治
芥川竜之介