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端切
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はぎ
ふりがな文庫
“
端切
(
はぎ
)” の例文
そこには
華手
(
はで
)
なモスリンの
端切
(
はぎ
)
れが乱雲の中に現われた
虹
(
にじ
)
のようにしっとり朝露にしめったまま
穢
(
きた
)
ない馬力の上にしまい忘られていた。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
彼女はただお礼を述べるだけでは満足しない。何か、ちょっとしたもの、なんでもない、レースの
端切
(
はぎ
)
れとか、まあそういった、眼だけ使って、懐を痛めないものを置いて来るのである。
ぶどう畑のぶどう作り
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
陽
(
ひ
)
がかげる頃に彼れは居酒屋を出て
反物屋
(
たんものや
)
によって
華手
(
はで
)
なモスリンの
端切
(
はぎ
)
れを買った。またビールの
小瓶
(
こびん
)
を三本と
油糟
(
あぶらかす
)
とを馬車に積んだ。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“端”で始まる語句
端
端折
端書
端緒
端唄
端然
端近
端々
端居
端倪