トップ
>
華手
ふりがな文庫
“華手”の読み方と例文
読み方
割合
はで
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はで
(逆引き)
そこには
華手
(
はで
)
なモスリンの
端切
(
はぎ
)
れが乱雲の中に現われた
虹
(
にじ
)
のようにしっとり朝露にしめったまま
穢
(
きた
)
ない馬力の上にしまい忘られていた。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
小虎は
華手
(
はで
)
に抜手まで切って見せた。併しそれは僅かの間であった。坊主の云ったのは確実で、忽ち細長い藻の先が足に搦んだ。
死剣と生縄
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
その昔、下町の華族女学校といわれたほど、校風も生徒も
華手
(
はで
)
である美和子の女学校は、お友達もみな相当の、お金持の家の娘ばかりであった。
貞操問答
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
華手(はで)の例文をもっと
(9作品)
見る
華
常用漢字
中学
部首:⾋
10画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“華”で始まる語句
華奢
華
華美
華魁
華麗
華々
華厳
華車
華表
華客
“華手”のふりがなが多い著者
池谷信三郎
犬養健
三上於菟吉
徳冨蘆花
江見水蔭
有島武郎
大隈重信
菊池寛