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穉子
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おさなご
ふりがな文庫
“
穉子
(
おさなご
)” の例文
「ええ、存じています。あの
衝当
(
つきあたり
)
にあるのが摂津国屋の墓でございます。」抱かれている
穉子
(
おさなご
)
はわたくしを見て、
頻
(
しきり
)
に笑って
跳
(
おど
)
り上がった。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
男、
女
(
おみな
)
、
穉子
(
おさなご
)
等を嘲み笑はんとす。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
忽
(
たちま
)
ち
穉子
(
おさなご
)
の笑う声がしたので、わたくしは振り向いて見た。
顔容
(
かおかたち
)
の美くしい女が子を抱いてたたずんで、わたくしの墓表の文字を読んで歩くのを見ていた。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
楽しき平和を低く囁き、
穉子
(
おさなご
)
を
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
そのさま巨勢が共に行くべきを、つゆ疑はずと
覚
(
おぼ
)
し。巨勢は
唯
(
ただ
)
母に引かるる
穉子
(
おさなご
)
の如く従ひゆきぬ。
うたかたの記
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
穉子
(
おさなご
)
がここにいたのだ。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
穉
部首:⽲
17画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“穉”で始まる語句
穉
穉児
穉拙
穉心
穉兒
穉気
穉樹
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穉童
穉物語