“穉樹”の読み方と例文
読み方割合
わかぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ等も矢張考へ考へ幹を養ひつゝ傍ら枝を張つて行くのであるが、穉樹わかぎの中は、さうした思慮にも乏しいと見えて、グングン延びて行つて後悔してゐるやうなのを私はをりをり見かけることがある。
樹木と空飛ぶ鳥 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)