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穉気
ふりがな文庫
“穉気”の読み方と例文
旧字:
穉氣
読み方
割合
ちき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちき
(逆引き)
私なぞ悪文のかんむりは
疾
(
と
)
うにつけられているし、私自身も悪作家といわれた方がはるかに他の美名を貰うより潔い、だからこそ、この物語の
穉気
(
ちき
)
を自ら好むのである。
蜜のあわれ
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
『万葉集』の歌は文学的に作為せしものに非れども、
穉気
(
ちき
)
ありて俗気なき処かへつて文学的なる者多し。『新古今集』には間々佳篇あり。『
金槐
(
きんかい
)
和歌集』には千古の絶唱十首ばかりあるべし。
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
穉気(ちき)の例文をもっと
(2作品)
見る
穉
部首:⽲
17画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“穉”で始まる語句
穉
穉子
穉児
穉拙
穉心
穉兒
穉樹
穉氣
穉童
穉物語
“穉気”のふりがなが多い著者
正岡子規
室生犀星