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稲見
ふりがな文庫
“稲見”の読み方と例文
読み方
割合
いなみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いなみ
(逆引き)
この麻利耶観音は、私の手にはいる以前、新潟県のある町の
稲見
(
いなみ
)
と云う
素封家
(
そほうか
)
にあったのです。勿論
骨董
(
こっとう
)
としてあったのではなく、一家の繁栄を祈るべき
宗門神
(
しゅうもんじん
)
としてあったのですが。
黒衣聖母
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
人麿が
筑紫
(
つくし
)
に下った時の歌、「名ぐはしき
稲見
(
いなみ
)
の海の奥つ浪
千重
(
ちへ
)
に
隠
(
かく
)
りぬ大和島根は」(同・三〇三)、「
大王
(
おほきみ
)
の
遠
(
とほ
)
のみかどと在り通ふ
島門
(
しまと
)
を見れば神代し
念
(
おも
)
ほゆ」(同・三〇四)があり
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
稲見(いなみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
稲
常用漢字
中学
部首:⽲
14画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
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