トップ
>
稲日野
>
いなびぬ
ふりがな文庫
“
稲日野
(
いなびぬ
)” の例文
稲日野
(
いなびぬ
)
は
印南野
(
いなみぬ
)
とも云い、播磨の印南郡の東部即ち加古川流域の平野と加古・
明石
(
あかし
)
三郡にわたる地域をさして云っていたようである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
広々とした
稲日野
(
いなびぬ
)
近くの海を航していると、舟行が
捗々
(
はかばか
)
しくなく、種々ものおもいしていたが、ようやくにして恋しい加古の島が見え出した、というので
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
稲日野
(
いなびぬ
)
も
行
(
ゆ
)
き
過
(
す
)
ぎがてに
思
(
おも
)
へれば
心
(
こころ
)
恋
(
こほ
)
しき
可古
(
かこ
)
の
島
(
しま
)
見
(
み
)
ゆ 〔巻三・二五三〕 柿本人麿
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
稲
常用漢字
中学
部首:⽲
14画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
“稲”で始まる語句
稲荷
稲妻
稲
稲光
稲田
稲扱
稲荷様
稲村
稲荷鮨
稲荷町