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秋扇
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しゅうせん
ふりがな文庫
“
秋扇
(
しゅうせん
)” の例文
現代思潮の変遷はその迅速なること
奔流
(
ほんりゅう
)
もただならない。
旦
(
あした
)
に見て斬新となすもの
夕
(
ゆうべ
)
には既に陳腐となっている。
槿花
(
きんか
)
の
栄
(
えい
)
、
秋扇
(
しゅうせん
)
の
嘆
(
たん
)
、今は決して宮詩をつくる詩人の
間文字
(
かんもじ
)
ではない。
十日の菊
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
秋扇
(
しゅうせん
)
を持ち垂らしをり膝抱いて
六百五十句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
秋扇
(
しゅうせん
)
や
淋
(
さび
)
しき顔の賢夫人
五百句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
“秋扇”の意味
《名詞》
秋扇(しゅうせん / あきおうぎ)
秋になって使われなくなった扇。秋の季語。
(比喩的に)時期に合わず役に立たなくなったもの。
(比喩的に)寵愛を失った女性。
(出典:Wiktionary)
秋
常用漢字
小2
部首:⽲
9画
扇
常用漢字
中学
部首:⼾
10画
“秋”で始まる語句
秋
秋風
秋雨
秋海棠
秋波
秋日和
秋刀魚
秋草
秋霜
秋毫