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秋口
ふりがな文庫
“秋口”の読み方と例文
読み方
割合
あきぐち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あきぐち
(逆引き)
微
(
かす
)
かな暗示が津田の頭に
閃
(
ひら
)
めいた。
秋口
(
あきぐち
)
に見る
稲妻
(
いなずま
)
のように、それは遠いものであった、けれども鋭どいものに違なかった。それは父の品性に関係していた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
しかし、野見さん父子はさっぱりしたもので、これが興業ものにはありがちのことで、一向悔やむには当りません。いずれ、
秋口
(
あきぐち
)
になって、そろそろ
涼風
(
すずかぜ
)
の吹く時分一景気附けましょう。
幕末維新懐古談:64 大仏の末路のあわれなはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
秋口
(
あきぐち
)
になるほど追ひ/\寸が伸びるのであるが、小さいうちは塩焼にもフライにも都合が悪いので、素焼きにして二杯酢に漬け、
苼莪
(
しょうが
)
を刻んだのをかけて、骨ごと食べるより仕方がない。
猫と庄造と二人のをんな
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
秋口(あきぐち)の例文をもっと
(9作品)
見る
秋
常用漢字
小2
部首:⽲
9画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
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