“苼莪”の読み方と例文
読み方割合
しょうが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秋口あきぐちになるほど追ひ/\寸が伸びるのであるが、小さいうちは塩焼にもフライにも都合が悪いので、素焼きにして二杯酢に漬け、苼莪しょうがを刻んだのをかけて、骨ごと食べるより仕方がない。
猫と庄造と二人のをんな (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)
秋口あきぐちになるほど追い追い寸が伸びるのであるが、小さいうちは塩焼にもフライにも都合が悪いので、素焼きにして二杯酢にけ、苼莪しょうがを刻んだのをかけて、骨ごと食べるより仕方がない。
猫と庄造と二人のおんな (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
鰺も鰯も夏の間は長さ一寸いっすんぐらゐのもので、秋口あきぐちになるほど追ひ/\寸が伸びるのであるが、小さいうちは塩焼にもフライにも都合が悪いので、素焼きにして二杯酢に漬け、苼莪しょうがを刻んだのをかけて
猫と庄造と二人のをんな (新字旧仮名) / 谷崎潤一郎(著)