トップ
>
私刑
>
しけい
ふりがな文庫
“
私刑
(
しけい
)” の例文
巡査
(
じゅんさ
)
が
保護
(
ほご
)
してくれなかったら、かれらはひどい
大罪人
(
だいざいにん
)
でもあるように、わたしたちを
私刑
(
しけい
)
に行なったかもしれなかった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
こう連中がいきまいて、袋だたきの
私刑
(
しけい
)
を宣言すると、又八は、刀の
柄
(
つか
)
で身を護るように立って
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
他人の女房をとった咎で、女の
良人
(
おっと
)
に
私刑
(
しけい
)
されたのだと、自慢らしく云っていた。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“怪犯人の容疑者たるルス嬢とベラント氏は昨夜
私刑
(
しけい
)
さる”
共軛回転弾:――金博士シリーズ・11――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“私刑”の意味
《名詞》
法令によらず私的に加える制裁の名の暴力。集団暴力、リンチ。
(出典:Wiktionary)
“私刑”の解説
私刑(しけい、en: Lynching)とは、国家ないし公権力の法に基づく刑罰権を発動することなく、個人または特定集団により執行される私的な制裁。社会的な非行を行った者に対し、法的手続なしに加えられる集団的な暴力的制裁。日本では同音異義語の「死刑」と区別するため、英語に由来するリンチもよく使われる。
(出典:Wikipedia)
私
常用漢字
小6
部首:⽲
7画
刑
常用漢字
中学
部首:⼑
6画
“私”で始まる語句
私
私語
私共
私等
私達
私怨
私事
私窩子
私娼
私淑