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神武
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じんむ
ふりがな文庫
“
神武
(
じんむ
)” の例文
「王政の
古
(
いにしえ
)
に復することは、
建武中興
(
けんむちゅうこう
)
の昔に帰ることであってはならない。
神武
(
じんむ
)
の創業にまで帰って行くことであらねばならない。」
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
余
(
よ
)
は日本人として、
神武
(
じんむ
)
天皇以来の日本人が、如何なる事業をわが歴史上に発展せるかの大問題を、過去に控えて生息するものである。
『東洋美術図譜』
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
神武
(
じんむ
)
天皇のお供をした、私たちの先祖は、ちょうどこんな鎧を着ていたのではないかと思われるような、古風なつくり方なのです。
新宝島
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
我輩のは概括した議論であるが、眼前行わせられる御大典を思い起し、それと同時に
神武
(
じんむ
)
の事業を思い起す。これが王政を神武の
古
(
いにしえ
)
に復する明治維新の精神である。
吾人の文明運動
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
黙々
(
もくもく
)
先生は歴史の進行とともに地理を展開させた、
神武
(
じんむ
)
以来
大和
(
やまと
)
は
発祥
(
はっしょう
)
の地になっている、そこで先生は大和の地理を教える、同時に大和に活躍した人物の伝記や逸話等を教える。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
▼ もっと見る
「飛んでもない、あんなのは
神武
(
じんむ
)
以來ですよ。最初はネチネチといや味の言ひ合ひから、だんだん昂じて
甲高
(
かんだか
)
な口喧嘩。それから觸つたり、打つたり、引つ掻いたり、とう/\髮のむしり合ひから、左四つに組んで水が入る騷ぎ——」
銭形平次捕物控:236 夕立の女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
神武
(
じんむ
)
の創造へ——遠い古代の出発点へ——その建て直しの日がやって来たことを考えたばかりでも、半蔵らの目の前には、なんとなく雄大な気象が浮かんだ。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
そこで王政復古は
神武
(
じんむ
)
の昔に復せしめるという大命令である。
吾人の文明運動
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
彼はその想像を古代の方へも
馳
(
は
)
せ、遠く
神武
(
じんむ
)
の
帝
(
みかど
)
の東征にまで持って行って見た。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
そりゃ、この大政の復古が建武中興の昔に帰るようなことであっちゃならない、
神武
(
じんむ
)
の創業にまで帰って行くことでなくちゃならない——ああいうことを唱え出したのも、あの玉松あたりさ。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“神武”の意味
《名詞》
この上なく優れた武徳。
《固有名詞》
神武天皇。
(出典:Wiktionary)
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
武
常用漢字
小5
部首:⽌
8画
“神武”で始まる語句
神武天皇
神武寺
神武帝
神武紀元
神武天皇祭
神武天皇頃
神武天皇即位
神武天皇樣方