“神山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かみやま83.3%
こうやま16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、その一月ほどたったある日のこと、渋谷区の神山かみやまさんの家に、みょうなことがおこっていました。
魔法人形 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
そこへちょうど店の神山かみやまが、汗ばんだひたいを光らせながら、足音をぬすむようにはいって来た。なるほどどこかへ行った事は、そであまじみの残っている縞絽しまろの羽織にも明らかだった。
お律と子等と (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
同じこの白でかわやに取りつける朝顔を作りますが見事な形のを見かけます。信楽の一部をなす神山こうやまはその土瓶でよく知られました。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)