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矰
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いぐるみ
ふりがな文庫
“
矰
(
いぐるみ
)” の例文
走るものは以て
罔
(
あみ
)
を為すべし、游ぐものは以て
綸
(
いと
)
を為すべし、飛ぶものは以て
矰
(
いぐるみ
)
を為すべし。竜に至ってわれ知る能わず、その風雲に乗りて天に上るを。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
走
(
はし
)
る
者
(
もの
)
は
以
(
もつ
)
て
(八)
罔
(
あみ
)
を
爲
(
な
)
す
可
(
べ
)
く、
游
(
およ
)
ぐ
者
(
もの
)
は
以
(
もつ
)
て
(九)
綸
(
いと
)
を
爲
(
な
)
す
可
(
べ
)
く、
飛
(
と
)
ぶ
者
(
もの
)
は
以
(
もつ
)
て
(一〇)
矰
(
いぐるみ
)
を
爲
(
な
)
す
可
(
べ
)
し。
龍
(
りよう
)
に
至
(
いた
)
つては、
吾
(
われ
)
其
(
そ
)
の
風雲
(
ふううん
)
に
乘
(
じよう
)
じて
天
(
てん
)
に
上
(
のぼ
)
るを
知
(
し
)
ること
能
(
あた
)
はず。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
矰
部首:⽮
17画