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睨廻
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ねめまわ
ふりがな文庫
“
睨廻
(
ねめまわ
)” の例文
運転手は顔の寸の
短
(
つま
)
ったいっこくらしい男である。彼は警官が柏に説明している間も、猜疑深い調子で、じろじろと私を
睨廻
(
ねめまわ
)
していた。
日蔭の街
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
とそこいらじろじろと
睨廻
(
ねめまわ
)
して、新地の月に
提灯
(
ちょうちん
)
入
(
い
)
らず、片手懐にしたなりで、亭主が出前、ヤケにがっと戸を開けた。
後
(
あと
)
を閉めないで、ひょこひょこ出て
行
(
ゆ
)
く。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と、とりなしを云った二三人の年増の
芸妓
(
げいこ
)
を
睨廻
(
ねめまわ
)
いて
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
睨
漢検1級
部首:⽬
13画
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
“睨”で始まる語句
睨
睨付
睨合
睨附
睨視
睨返
睨上
睨着
睨反
睨据