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真額
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まっこう
ふりがな文庫
“
真額
(
まっこう
)” の例文
旧字:
眞額
咽喉笛へ
噛
(
かじ
)
りつきたいように憎みを御互にもちながら、又五郎も斬らしておいて抜打に数馬の
真額
(
まっこう
)
へ斬つける。この抜打は承知の事だから、避けは避けたが気が上ずっている
身体
(
からだ
)
はままに動かない。
鍵屋の辻
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
というままに、
頸
(
くび
)
の手拭が
真額
(
まっこう
)
でピンと
反
(
そ
)
ると、棒をハタと投げ、ずかと諸手を墓にかけた。袖の
撓
(
しな
)
うを胸へ取った、前抱きにぬっと立ち、腰を張って土手を下りた。この方が
掛
(
かか
)
り勝手がいいらしい。
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
毒竜の
真額
(
まっこう
)
鬼桃太郎
(新字新仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
額
常用漢字
小5
部首:⾴
18画
“真”で始まる語句
真
真似
真面目
真実
真直
真中
真紅
真暗
真赤
真鍮