“真十鏡”の読み方と例文
読み方割合
まそかがみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太宰府に残って、観世音寺造営に従っていた沙弥満誓さみのまんぜいから「真十鏡まそかがみ見飽みあかぬ君におくれてやあしたゆふべにさびつつ居らむ」(巻四・五七二)等の歌を贈った。それにこたえた歌である。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
真十鏡まそかがみ手にはとらせど垂乳根のむかしの姿かへるすべなし
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)