“真澄鏡”の読み方と例文
読み方割合
ますみかがみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宮人たちは歓呼の声を上げながら、二人を目がけて柏の葉を投げた。白洲の中央では、王妃のかけた真澄鏡ますみかがみが、石の男根にがったぬさの下で、松明たいまつほのおを映して朱の満月のように輝いた。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)