トップ
>
目前
>
めのまへ
ふりがな文庫
“
目前
(
めのまへ
)” の例文
そして富江は、一心になつて
目前
(
めのまへ
)
の札を守つてゐる山内に、
隙
(
すき
)
さへあれば遠くからでも襲撃を加へることを怠らなかつた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
さて彼殉教に渇き、
驕
(
おご
)
るソルダンの
目前
(
めのまへ
)
にて、クリストとその從者等のことを宣べしも 一〇〇—一〇二
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
夜半人の
寝静
(
ねしづま
)
つた時、
唯一人
(
ただひとり
)
舷に
倚
(
よ
)
つて水を凝視すれば「死」はいつも自分の
目前
(
めのまへ
)
に広がつてゐる事を自覚するにつけ、自分は美しい星の
下
(
した
)
なるこの人生に対して
海洋の旅
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
“目前”の意味
《名詞》
目 前(もくぜん、めさき)
(めさき)参照。
(もくぜん)位置的に近接する前。目の方向。前方。
(もくぜん)時間的に近接する前。近い時期。すぐ近く。
(出典:Wiktionary)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“目”で始まる語句
目
目的
目出度
目標
目貫
目覚
目論見
目下
目論
目付