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白州
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しらす
ふりがな文庫
“
白州
(
しらす
)” の例文
所詮
(
しょせん
)
町奉行の
白州
(
しらす
)
で、表向きの
口供
(
こうきょう
)
を聞いたり、役所の机の上で、
口書
(
くちがき
)
を読んだりする役人の夢にもうかがうことのできぬ境遇である。
高瀬舟
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
これは、なんといっても、痒さにまさる苦しみはございますまい。私がもし昔のお
白州
(
しらす
)
で拷問かけられても、切られたり、ぶたれたり、また、くすぐられたり、そんなことでは白状しない。
皮膚と心
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
十一月二十四日の
未
(
ひつじ
)
の
下刻
(
げこく
)
である。西町奉行所の
白州
(
しらす
)
ははればれしい光景を呈している。
書院
(
しょいん
)
には両奉行が列座する。
最後の一句
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
白州
(
しらす
)
を下がる子供らを見送って佐佐は太田と稲垣とに向いて、「
生先
(
おいさき
)
の恐ろしいものでござりますな」と言った。
最後の一句
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
情偽があろうかという、佐佐の懸念ももっともだというので、
白州
(
しらす
)
へは責め道具を並べさせることにした。これは子供をおどして実を吐かせようという手段である。
最後の一句
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
州
常用漢字
小3
部首:⼮
6画
“白”で始まる語句
白
白粉
白髪
白痴
白洲
白眼
白衣
白刃
白銀
白々