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発奮
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はっぷん
ふりがな文庫
“
発奮
(
はっぷん
)” の例文
旧字:
發奮
頭足
(
とうそく
)
類、
腹足
(
ふくそく
)
類、
斧足
(
ふそく
)
類などを暗記しておりますのも、道夫以上に母親が知っていれば、道夫が
発奮
(
はっぷん
)
すると思うからでございますよ。
新学期行進曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
かれがそのときの恥に
発奮
(
はっぷん
)
して、人なみに上菓子の喰える人間になろうと志した発奮の動機を、いまのすがたに
照
(
てら
)
しあわせて、ようやく、酌みとることができた。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
唯、生きていることだけが
辛
(
かろ
)
うじてゆるされたことの全部であるといってもいい。考えようによっては男子の
本懐
(
ほんかい
)
でもあるが、お父さんは、この
難境
(
なんきょう
)
に突き落されることによって
発奮
(
はっぷん
)
した。
親馬鹿入堂記
(新字新仮名)
/
尾崎士郎
(著)
立てゝ上京してから間もなくのことさ。我輩は先輩の紹介で或弁護士の家へ書生に住み込んだ。この間話したろう? そら、将来毎日コーヒ湯の飲める身分になってやろうと
発奮
(
はっぷん
)
した頃のことさ
ガラマサどん
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“発奮”の意味
《名詞》
発 奮(はっぷん)
発憤の別表記。
(出典:Wiktionary)
発
常用漢字
小3
部首:⽨
9画
奮
常用漢字
小6
部首:⼤
16画
“発”で始まる語句
発
発見
発句
発心
発作
発矢
発止
発足
発起
発端