“はっぷん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
発奮80.0%
発憤20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唯、生きていることだけがかろうじてゆるされたことの全部であるといってもいい。考えようによっては男子の本懐ほんかいでもあるが、お父さんは、この難境なんきょうに突き落されることによって発奮はっぷんした。
親馬鹿入堂記 (新字新仮名) / 尾崎士郎(著)
立てゝ上京してから間もなくのことさ。我輩は先輩の紹介で或弁護士の家へ書生に住み込んだ。この間話したろう? そら、将来毎日コーヒ湯の飲める身分になってやろうと発奮はっぷんした頃のことさ
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
伊藤公発憤はっぷんの動機を見よ
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)