“痴(ねたま)” の例文
旧字:癡
しかしながら友人柿丘秋郎の場合にあっては、なんというその身識らずの貪慾者(どんよくもの)であろう。彼は、もう一人の牝豚夫人(めぶたふじん)という痴(ねたま)れものと、切るに切られぬ醜関係を生じてしまったのだった。
振動魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)