“乱痴気”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
らんちき85.7%
ハラバルウ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、茶の味をで合うなどはおろか、陸羽りくう茶経ちゃきょうひとつ読んだことのないのが多い。——茶の会は、とどのつまり、ただの乱痴気らんちきな大酒宴で終ってしまった。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
宿しゅくは、このこわいお客さまにおそれをなして、息をころしているが、本陣の鶴岡つるおか、ことに、この奥の部屋部屋は、いやもう、割れっかえるような乱痴気らんちきさわぎなので。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
しかもそれが大掛りな私遊プライヴェシイなんだから、そのいかにでかだんなものであるかは、あの有名な petting party なんかという途轍とてつもない性的乱痴気ハラバルウが公然と行われている事実からでも
踊る地平線:11 白い謝肉祭 (新字新仮名) / 谷譲次(著)