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痴漢
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たわけ
ふりがな文庫
“
痴漢
(
たわけ
)” の例文
蟠「ソーレ見ろ、三百両どうだ、手前得心で印形を
捺
(
お
)
したではないか、
痴漢
(
たわけ
)
め……蟠作これへ出ろよ、百金を持って来たからお村を返せと云うが返して遣るか」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
『わん、と
啼
(
な
)
いたら、
犬
(
いぬ
)
だと
思
(
おも
)
はう、
彼
(
あ
)
の
痴漢
(
たわけ
)
が。』
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
出入の町人に天下の通用金百両と云う大金を貸すは
忝
(
かたじけ
)
ないと思え、洒落に貸す奴があるか、
痴漢
(
たわけ
)
め、お村が欲しければ金を返せ、
己
(
おれ
)
が間へ
介
(
はさ
)
まって迷惑に及ぶぞ、痴漢め
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
手前に酒を飲ませたりすると云う事が分らんかえ、
痴漢
(
たわけ
)
め
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“痴漢”の解説
痴漢(ちかん)とは、本来は「愚かな男」「ばかもの」「たわけもの」などを意味する言葉であったが、のちに「女性にみだらな行為をする男」、またそのような行為を意味するようになった。痴漢行為ともいい、行為によっては強制わいせつ、公然わいせつ、器物破損などによる取締りの対象となる性犯罪であり性暴力である。
このような行為は全世界で問題となっており、特に密集した都市部の公共交通機関で発生することが多い。
(出典:Wikipedia)
痴
常用漢字
中学
部首:⽧
13画
漢
常用漢字
小3
部首:⽔
13画
“痴”で始まる語句
痴
痴呆
痴者
痴人
痴情
痴愚
痴話
痴戯
痴態
痴言