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痕
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のこ
ふりがな文庫
“
痕
(
のこ
)” の例文
あるいはその外輪がほかのものに等値的に
痕
(
のこ
)
せし射影、さらにその等値性よりして、それと交換しうる異質的存在を指し示す。
うつす
(新字新仮名)
/
中井正一
(著)
が、パトリツクはその時、寧ろ自ら進み寄つて、一気に、最も身軽な三段飛びで、身を翻して化物の肚の中へ飛び込んでしまつた。だから五体には化物の歯型一つ
痕
(
のこ
)
らなかつた。
南風譜
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
この見かたの底には、一抹の感情移入的見かたを
痕
(
のこ
)
すとはいえ、かの規律と関係と統一を求めるところの、彼にいわしむるならば「精神の数学的作品」の意味するところのものが含まれている。
近代美の研究
(新字新仮名)
/
中井正一
(著)
痕
常用漢字
中学
部首:⽧
11画
“痕”を含む語句
痕跡
痘痕
瘢痕
傷痕
墨痕
刀痕
条痕
痘痕面
爪痕
斑痕
焼痕
血痕
痕迹
創痕
疵痕
薄痘痕
弾痕
瘡痕
一痕
剃痕
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