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『うつす』
ふりがな文庫
『
うつす
(
)
』
インドの王様が——たいていの物語はこれで始まる——二人の画家に壁画を描かしめた。その壁は相面した二つの巌壁である。ようやく期日が迫るにあたって、一人の画家は彩色美しく極楽の壮厳を描きあげていった。しかるに他の一人の画家はいっこう筆を取らない …
著者
中井正一
ジャンル
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術理論 美学
初出
「光画」1932(昭和7)年7月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
覆
(
うつ
)
寂
(
しず
)
痕
(
のこ
)
展
(
の
)
写
(
うつ
)
囚
(
とら
)
映
(
うつ
)
木魂
(
こだま
)
移
(
うつ
)
頭
(
かしら
)