畳紙たたうがみ)” の例文
旧字:疊紙
けゆくまゝに燈火ともしびのかげなどうら淋しく、寝られぬなれば臥床ふしどらんもせんなしとて、小切こぎれ入れたる畳紙たたうがみとり出だし、なにとはなしに針をも取られぬ。
あきあはせ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)