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畳紙
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たたうがみ
ふりがな文庫
“
畳紙
(
たたうがみ
)” の例文
旧字:
疊紙
更
(
ふ
)
けゆくまゝに
燈火
(
ともしび
)
のかげなどうら淋しく、寝られぬ
夜
(
よ
)
なれば
臥床
(
ふしど
)
に
入
(
い
)
らんも
詮
(
せん
)
なしとて、
小切
(
こぎ
)
れ入れたる
畳紙
(
たたうがみ
)
とり出だし、
何
(
なに
)
とはなしに針をも取られぬ。
あきあはせ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“畳紙”の解説
畳紙(「たとうがみ」または「たとうし」。元来「たたみがみ」がウ音便によって転訛したもの。帖紙とも)は、結髪の道具や衣類などを包むための紙である。単にたとう、タトウなどとも呼ばれる。
また、詩歌の詠草(草稿)や鼻紙などとして使う、畳んで懐に入れる紙(懐紙)を指すこともある。
着物などを包む畳紙は、厚手の和紙に渋や漆などを塗り折り目をつけたもので、三つ折にした後にその端を折り曲げることで中のものが落ちないようにする。
(出典:Wikipedia)
畳
常用漢字
中学
部首:⽥
12画
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
“畳”で始まる語句
畳
畳敷
畳句
畳付
畳半
畳数
畳廊下
畳々
畳算
畳屋