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画桿
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がかん
ふりがな文庫
“
画桿
(
がかん
)” の例文
出ることは止めにしたよ。おれに
画桿
(
がかん
)
の
戟
(
ほこ
)
と
赤兎馬
(
せきとば
)
のあるうちは、天下の何人だろうが、この呂布を征服することができるものか。——安心せい、安心せい
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
呂布は、馬首を高く立て楽就の駒を横へ泳がせ、
画桿
(
がかん
)
の
方天戟
(
ほうてんげき
)
をふりかぶったかと思うと、人馬もろとも、楽就は一抹の血けむりとなって後ろに仆れていた。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「心得たり」と、聞えたと思うと、彼は
画桿
(
がかん
)
の
大戟
(
おおほこ
)
をふりかぶって、董卓の眼前に躍り立ち、「勅命によって逆賊董卓を討つ」と、
喚
(
おめ
)
くや否、真っ向から斬り下げた。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
丈八の蛇矛と、
画桿
(
がかん
)
の方天戟は、一上一下、人まぜもせず、秘術の限りを尽し合っている。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「おれの
戟
(
ほこ
)
を持って来い。おれの
画桿
(
がかん
)
の大戟のほうだ」と、すさまじい語気でいいつけた。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
呂布は
颯
(
さ
)
ッと満面の髯も髪もさかだてて、
画桿
(
がかん
)
の
大戟
(
おおほこ
)
をふりかぶるやいな
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
見るとそれは呂布が多年戦場で用いていた
画桿
(
がかん
)
の大戟だった。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
画桿
(
がかん
)
の方天戟を、馬上から右に左に。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
画
常用漢字
小2
部首:⽥
8画
桿
漢検1級
部首:⽊
11画
“画”で始まる語句
画
画家
画工
画布
画策
画餅
画師
画筆
画舫
画帖