画桿がかん)” の例文
出ることは止めにしたよ。おれに画桿がかんほこ赤兎馬せきとばのあるうちは、天下の何人だろうが、この呂布を征服することができるものか。——安心せい、安心せい
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
呂布は、馬首を高く立て楽就の駒を横へ泳がせ、画桿がかん方天戟ほうてんげきをふりかぶったかと思うと、人馬もろとも、楽就は一抹の血けむりとなって後ろに仆れていた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「心得たり」と、聞えたと思うと、彼は画桿がかん大戟おおほこをふりかぶって、董卓の眼前に躍り立ち、「勅命によって逆賊董卓を討つ」と、おめくや否、真っ向から斬り下げた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
丈八の蛇矛と、画桿がかんの方天戟は、一上一下、人まぜもせず、秘術の限りを尽し合っている。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「おれのほこを持って来い。おれの画桿がかんの大戟のほうだ」と、すさまじい語気でいいつけた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
呂布はッと満面の髯も髪もさかだてて、画桿がかん大戟おおほこをふりかぶるやいな
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
見るとそれは呂布が多年戦場で用いていた画桿がかんの大戟だった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
画桿がかんの方天戟を、馬上から右に左に。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)