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町人
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まちびと
ふりがな文庫
“
町人
(
まちびと
)” の例文
ある
日
(
ひ
)
のこと、
一人
(
ひとり
)
の
町人
(
まちびと
)
は、その
笛
(
ふえ
)
の
音
(
ね
)
を
頼
(
たよ
)
りに
歩
(
ある
)
いてゆきました。
町
(
まち
)
を
離
(
はな
)
れ、
野
(
の
)
を
越
(
こ
)
えて、その
音
(
おと
)
は、あちらから
聞
(
き
)
こえてきたのでした。
春
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
先生はなんの
抵抗
(
ていこう
)
もせずにこの地方の教育界の将来のために喜んで十字架についたのである、先生は浦和の
町人
(
まちびと
)
がかならずその不正不義を反省するときがくると自信しているのだ。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
町人
(
まちびと
)
はみなこの小川にてさまざまのもの洗いすすげど水のやや濁れるをいとわず、流れには板橋いくつかかかりて、
水際
(
みぎわ
)
には背低き
楓
(
かえで
)
をところどころに植えたる、何人の思いつきにや
わかれ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“町人”の意味
《名詞》
町(市街)に生活するひと。
江戸時代都市で生活する商人や職人の階級。
(出典:Wiktionary)
“町人”の解説
町人(ちょうにん)は、江戸時代に城下町など大きな都市に住んでいた職人、商人の総称である。または当時の都市在住の庶民階級の総称であり、昔ながらの農地に住む庶民階級の百姓や都市在住の武士階級と区別して用いられた。
(出典:Wikipedia)
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“町人”で始まる語句
町人体
町人街
町人抔
町人染
町人輩
町人體
町人髷
町人根性
町人身体柱立