“田水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てんすゐ66.7%
たみず33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これを奇なりとおもふに、此田の中にかへる蛗螽いなごもありて常の田にかはる事なし、又いかなる日てりにも田水てんすゐかれずとぞ。二里のいたゞきに此奇跡きせきること甚不思議ふしぎ灵山れいざんなり。
これを奇なりとおもふに、此田の中にかへる蛗螽いなごもありて常の田にかはる事なし、又いかなる日てりにも田水てんすゐかれずとぞ。二里のいたゞきに此奇跡きせきること甚不思議ふしぎ灵山れいざんなり。
だが、月の光は、星のまたたきは、田水たみずの、または根芹ねぜりのかおりは、土のは、青い鰌の精霊は、品の低いともがらにはすくえない。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)