トップ
>
生胴
ふりがな文庫
“生胴”の読み方と例文
読み方
割合
いきどう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いきどう
(逆引き)
いつぞや大菩薩峠の上で
生胴
(
いきどう
)
を
試
(
ため
)
してその
切味
(
きれあじ
)
に覚えのある武蔵太郎安国の
鍛
(
きた
)
えた
業物
(
わざもの
)
を横たえて、門弟下男ら
都合
(
つごう
)
三人を引きつれて、いざ
出立
(
しゅったつ
)
の
間際
(
まぎわ
)
へ
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
眉
(
まゆ
)
はあがり、髪はみだれ、気息はあらく炎のよう——手には幾多の
生胴
(
いきどう
)
をかけた血あぶらのうく
直刃
(
すぐは
)
の一刀。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「おお、造作のないこと。では久し振りに、
生胴
(
いきどう
)
で拙者の戒刀の斬れ味を、御方にお目にかけようか」
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
生胴(いきどう)の例文をもっと
(3作品)
見る
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
胴
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死
“生胴”のふりがなが多い著者
中里介山
吉川英治