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生米
ふりがな文庫
“生米”の読み方と例文
読み方
割合
なまごめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なまごめ
(逆引き)
明ら樣に云つては夫が一
口
(
くち
)
に迷信だとけなして
生米
(
なまごめ
)
なんか口に入れないだらうからと、おたねは
御飯
(
ごはん
)
の中へそつと落して食べさせることにした。
母と子
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
道理で今朝の飯なんぞは
心
(
しん
)
があって
生米
(
なまごめ
)
を
噛
(
かじ
)
るようだ。お登和さんに聞かなければ何一つ拵えることも出来ん。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
菊池容斎は
寺納豆
(
てらなつとう
)
、藤田東湖は訥庵と同じやうに鰻の蒲焼、森
春濤
(
しゆんとう
)
は
蚕豆
(
そらまめ
)
、
生方鼎斎
(
うぶかたていさい
)
はとろゝ汁、
椿椿山
(
つばきちんざん
)
は
猪肉
(
やまくぢら
)
、藤森弘庵は鼠のやうに
生米
(
なまごめ
)
を
囓
(
かじ
)
るのが好きで好きで溜らぬらしかつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
生米(なまごめ)の例文をもっと
(5作品)
見る
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
米
常用漢字
小2
部首:⽶
6画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死
“生米”のふりがなが多い著者
村井弦斎
正宗白鳥
柳田国男
薄田泣菫
芥川竜之介