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生民
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せいみん
ふりがな文庫
“
生民
(
せいみん
)” の例文
その
天末
(
てんまつ
)
に糸を引くがごとき連峰の夢よりも淡きを見て自分は一種の
哀情
(
メランコリー
)
を催し、これら相重なる山々の谷間に住む
生民
(
せいみん
)
を
懐
(
おも
)
わざるを得なかった。
小春
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
後、
董卓
(
とうたく
)
出でて、ひとたび治まるも、朝野の議をみだりに
私
(
わたくし
)
なし、四
寇
(
こう
)
の乱、ついで起り、あわれ漢帝を民間に流浪させ参らせ、
生民
(
せいみん
)
を
溝壑
(
こうがく
)
に追い苦しむ
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
古
(
いにしえ
)
よりもって今に及ぶまで、
生民
(
せいみん
)
より以来、またかつて鬼神の物を見、鬼神の声を
通俗講義 霊魂不滅論
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
“生民”の意味
《名詞》
民。人民。
(出典:Wiktionary)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
民
常用漢字
小4
部首:⽒
5画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死